| カッティング技術 |
1.実技課題・カッティング ミディアム分髪スタイルとする。 2.試験時間 20分間 3.モデルウィッグの条件 1.モデルウィッグは、理容師実技試験用標準仕様に適合したモデルウィッグとし、メーカー名及び型式番号の表示をしたものとする。 ただし、メーカーの選択は自由とする。 2.モデルウィッグの頭髪は、ミディアムに仕上げるために、頭部全体にわたり、2cm以上カッティングできること。 3.モデルウィッグの事前処理として、顔面及び襟のシェービング部位は、2mm以上に刈りそろえておくこと。 4.モデルウィッグの頭髪に、薬液処理または、アイロン技術の痕跡がないこと。 5.モデルウィッグは、氏名、店名、学校名その他目印がないものとする。 ![]() ![]() ![]() <モデルウィッグ頭部の事前カッティング> 1.モデルウイッグは、頭部及び顔面全体の毛髪をシャンプー・リンス後、カッティングの準備をして下さい。 2.左7:3分髪のミディアムを仕上がり目標にして、その仕上がりよりも全体にわたり、最小でも2cm以上は、長い状態で試験 会場に持参できるようにカッティングしておいて下さい。 最初は、仕上がり状態の長さプラス3cm位を目安にカットし、その後にチェックカットしながら、残す長さを調整して下さい。 3.天頂部は、概ね10cm以上にして、ネックライン周辺部につなげるようにカッティングして下さい。 4.ネックライン周辺部は、約2cmの長さにそろえます。実技試験の整髪櫛と整髪ブラシを使用して、基本整髪で仕上げますので、 天頂部の毛を短くカットしすぎると、整髪時に頭髪が立ちやすくなるので注意が必要です。 <ネックライン周辺部のむだ毛と顔面部> 1.最初に、もみあげ部の水平カット予定ラインより下に数ミリ長い線まで左右をそろえて2mm以上のクリッパーで水平にクリッパー ワークを行います。この場合、気をつけなければいけないことは、もみあげ部の仕上がり予定線に鋏による水平ラインをつけない ことです。 2.次に、ネックライン周辺部のむだ毛を注意しながら2mm以上の毛の長さを残すように、刈込鋏、またはクリッパーでカットして下さい。 頭髪部分は、刈り込まないように注意しましょう。 3.事前のカット処理が終了したら、シャンプー・リンスをして、頭髪部位には整髪料を塗布し、左7:3分髪の基本整髪を行い、 ヘアスタイルが乱れないように、ヘアネット等をかけておくとよいでしょう。 ![]() ![]() 4.モデルウィッグの条件 1.モデル・ウィッグの取付け金具は、理容椅子に取付け可能なものに限る。 2.クリッパーの刃の厚さは、2mm以下のものを使用すること。また、エレクトリック・クリッパーの使用も可能とする。 ただし、充電式のものに限る。 3.スライド式のエレクトリック・クリッパー及びコード式のエレクトリック・クリッパーの使用は禁止する。 ただし、スライド式の本体でも、替刃がスライドしないタイプであれば使用は可とする。 4.替刃式レーザーの使用は可とする。ただし、レーザー式又は日本剃刀式のものに限る。 5.替刃式レーザーの安全機能付(ガード付替刃等)は不可とする。 6.替刃式鋏の使用は、禁止する。 7.ハンドドライヤーの使用は禁止する。 5.技術の条件 1.ミディアム左7:3分髪スタイルとする。 2.基礎刈(固定刈・連続刈・すくい刈・指間刈)、仕上げ刈を行うこと。 3.クリッパーは耳垂(耳たぶ)の線以上入れること。 4.くせ直し及び分髪は事前に済ませておくこと。 4.受験生の留意事項 1.持参器具・用具等の貸借は禁止されておりますので、指示されたものはすべて各自で用意して下さい。 2.持参器具・用具等は試験前日までに汚れや刈り毛等を取り除き清潔にし、その後消毒をしておきましょう。 3.刃物類は、良く切れるものを用意しておきましょう。 4.持参品には、確認しやすい位置に必ず表示をしておいて下さい。 「パウダー(毛払い用)」「パウダー(顔面用)」「乳液」「整髪料」「汚物入れ」と表示して下さい。 5.数量・規格を十分確認して、指定された器具、用具以外は持参しないで下さい。 6.作業衣、カッティング・クロス、タオル等の布片類や器具類には、氏名、店名、学校名等が記入されていないものを用意して おきましょう。ただし、購入時から記されている商品名等については消す必要はありません。 7.持参品のうち、形式、形状等が指定されているものは、指示どおりであるか十分確認をして下さい。 指示どおりでない場合は、実技試験で使用できません。 8.器具皿は消毒済(消毒済で未使用)の器具と、未消毒(使用中又は使用済)の器具に区別するために使用します。 器具皿には、「消毒済」「未消毒」と表示して下さい。 9.指頭消毒器には、消毒用エタノールを綿に浸したものを入れて持参して下さい。 10.濡れタオルは、透明で清潔なビニール袋に入れて持参して下さい。 11.シェービング終了後の手入れ用レザー拭きは、必要に応じて用意しましょう。 12.シェービング用毛取り紙を止めるクリップ(ダックカール・クリップ等)は、必要に応じて用意しましょう。 13.スプレイヤー(カット用)は、カッティング技術準備時間及び試験時間に使用することができます。 14.作業衣・布片類は、白色又はこれに近い色で、汚れの目立ちやすいものを用意して下さい。 15.マスクは、白色のものを用意して下さい。 16.クリッパーは、刃の厚さ2mm以下で、使用中に刃の厚みをスライドできない固定された刃を使用して下さい。 エレクトリック・クリッパーは、コードレス・タイプを使用して下さい。 17.レーザー又は日本剃刀は、替刃式も使用できます。ただし、安全機能付(顔面皮膚を傷付けにくいガード付等)替刃の刃物、 レーザー又は日本剃刀以外の形態のT字型、両刃型、2枚刃型等の替刃式レーザーは使用できません。 |
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カッティングの準備 (10分間) (1) カッティングのための器具・用具等を準備します。 (2) 櫛と鋏は、必ず消毒済の表示がされた器具皿へ置きましょう。 (3) クリッパーは、清潔な白いタオルの上に置くと良いでしょう。 (4) カッティング・クロスを掛ける際、左右に傾かないことやクロスが直接モデル・ウィッグに触れないこと等に注意しましょう。 (5) 頭髪の乾燥を防ぐため、スプレイヤーを使用し、技術しやすい状態にしましょう。 (4) 器具・用具等の準備が整いましたら、手指消毒をします。指頭消毒器からアルコール綿を出し、手指を丁寧に拭き、使用済みの アルコール綿は、汚物入れのビニール袋に入れておきましょう。 手指消毒が済みましたら、試験開始の合図があるまで静かに待ちましょう。 (5) 準備時間中に服装、履物、作業衣、手指、爪、モデル・ウィッグ、器具・用具等の審査があります。 カッティング (20分間) (1) 監督者の「始め」という合図がありましたら、作業を始めて下さい。 (2) 試験中は、「10分経過」、「残り時間5分」、「残り時間1分」の合図があります。 (3) 技術中に使用した櫛、鋏については、「未消毒」の器具皿に置きましょう。 (4) 頭髪が乾燥し、技術がしにくい場合は、スプレイヤーを使用しましょう。 (5) 監督者の「止め」の合図がありましたなら、手に持った器具は、「未消毒」と表示のされた器具皿に置きましょう。 (6) カッティング・ブラシ及び毛払いブラシを使用して毛を払い、カッティング・クロスを外しましょう。 (7) 監督者の指示に従い、カッティング技術の器具・用具等を片付け、シェービング技術及び整髪技術のための準備時間に入ります。 |
クリッパーの持ち方と操作 モデルウイッグにより、クリッパーワークが操作しにくい場合は、刃先を頭皮面に接触させずに、 裏みぞ側を当てるようにすると運行がしやすくなります。 モデルウイッグの頭髪は、人体と違い、独特のクリッパー操作と技術が要求されるので事前練習を 行ないましょう。 使用できるクリッパーは、ハンドクリッパー又はコードレスの充電式エレクトリッククリッパーの 2種類だけです。 2mmを超えるクリッパーの刃(2mmは可)や刃の厚さがスライドできる替刃を使用しているスライド 式クリッパーは使用できません。(スライド式の本体でも、替刃がスライドしないタイプであれば 使用できます。) |
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| エレクトリッククリッパー | ハンドクリッパー | ||
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