シェービング・整髪技術



 1.試験時間

   シェービング:15分間   整髪:5分間

 2.器具・用具の条件(シェービング・整髪の条件)

   1.モデル・ウィッグの取付け金具は、理容椅子に取付け可能なものに限る。
   2.替刃式レーザーの使用は可とする。ただし、レーザー式又は日本剃刀式のものに限る。
   3.替刃式レーザーの安全機能付(ガード付替刃等)は不可とする。
   4.ハンド・ドライヤーの使用は禁止する。

 3.技術の条件(シェービング・整髪の条件)

   1.シェービングは、ネックシェービング、フェイスシェービング及び顔面処置を含む。
   2.シェービングは、1回剃り(ワンシェービング)とする。
   3.シェービングでは「ほり(逆剃り)」は、行わない。また、前額部及び後頸髪際は、行わない。
   4.シェービングは、フリーハンド、バックハンド、プッシュハンドの各技法を用いること。
   5.整髪は、左7:3分髪線のある基本整髪とする。

 4.受験生の留意事項(シェービング・整髪共通の留意事項)

   1.持参器具・用具等の貸借は禁止されておりますので、指示されたものはすべて各自で用意して下さい。
   2.持参器具・用具等は試験前日までに汚れや刈り毛等を取り除き清潔にし、その後消毒をしておきましょう。
   3.刃物類は、良く切れるものを用意しておきましょう。
   4.持参品には、確認しやすい位置に必ず表示をしておいて下さい。
    「パウダー(毛払い用)」「パウダー(顔面用)」「乳液」「整髪料」「汚物入れ」と表示して下さい。
   5.数量・規格を十分確認して、指定された器具、用具以外は持参しないで下さい。
   6.作業衣、カッティング・クロス、タオル等の布片類や器具類には、氏名、店名、学校名等が記入されていないものを用意して
    おきましょう。ただし、購入時から記されている商品名等については消す必要はありません。
   7.持参品のうち、形式、形状等が指定されているものは、指示どおりであるか十分確認をして下さい。
    指示どおりでない場合は、実技試験で使用できません。
   8.器具皿は消毒済(消毒済で未使用)の器具と、未消毒(使用中又は使用済)の器具に区別するために使用します。
    器具皿には、「消毒済」「未消毒」と表示して下さい。
   9.指頭消毒器には、消毒用エタノールを綿に浸したものを入れて持参して下さい。
   10.濡れタオルは、透明で清潔なビニール袋に入れて持参して下さい。
   11.シェービング終了後の手入れ用レザー拭きは、必要に応じて用意しましょう。
   12.シェービング用毛取り紙を止めるクリップ(ダックカール・クリップ等)は、必要に応じて用意しましょう。
   13.作業衣・布片類は、白色又はこれに近い色で、汚れの目立ちやすいものを用意して下さい。
   14.マスクは、白色のものを用意して下さい。
   15.レーザー又は日本剃刀は、替刃式も使用できます。ただし、安全機能付(顔面皮膚を傷付けにくいガード付等)替刃の刃物、
    レーザー又は日本剃刀以外の形態のT字型、両刃型、2枚刃型等の替刃式レーザーは使用できません。



 理容実技試験のための持参器具・用具

  器具・用具名 数量 注意事項
指頭消毒器 1個  容器内に消毒用エタノールに浸した綿入り
作業衣 1着  色、形態、氏名等の記入に制限あり
ウイッグ取付け金具 1セット  理容椅子に取付け可能なもの
モデル・ウイッグ 1体  試験用標準仕様の適合品 事前処理(カット)を済ませたもの
汚物入れ用ビニール袋 1枚  「汚物入れ」の表示をすること
器具皿 2枚  「消毒済」「未消毒」の表示をすること
マスク 1枚  白色のもの
シェービング・クロス 1枚  色、氏名等の記入に制限あり
シェービング・カップ 1個  カップの汚れを落とし、清潔にして持参すること
10 シェービング・ブラシ 1本  ブラシ類は特に注意して汚れを取り要消毒
11 シェービング用石けん等 適宜  粉石けん、液体石けん等可
12 レーザー又は日本剃刀 1丁以上  安全機能付(ガード付替刃等)替刃は不可
 形態違いは不可(T字型、両刃型、2枚刃型)
13 カット綿(毛払い用) 適宜  適量のカット綿を用意
 パウダー(毛払い用)の容器に入れて持参すること
14 パウダー(毛払い用) 1個  容器に「パウダー(毛払い用)」の表示をすること
15 乳液(顔面用) 1本  容器に「乳液」の表示をすること
16 パウダー(顔面用) 1個  容器に「パウダー(顔面用)」の表示をすること
17 濡れタオル 3枚以上  氏名等の記入に制限あり
18 毛取り紙(シェービング用) 適宜  白紙(シェービング用毛取り紙として適当な大きさ)
19 整髪料 1種類以上  容器に「整髪料」の表示をすること
20 整髪櫛 2本以上  整髪櫛以外を持参しないよう注意
21 整髪ブラシ(基本整髪用) 1本  基本整髪のための整髪用ブラシとする
22 乾燥タオル 3枚以上  氏名等の記入に制限あり






 シェービングの準備 (10分間)

  (1) シェービング技術及び整髪技術に必要な器具・用具等を準備しましょう。
  (2) レザー又は日本剃刀は、必ず消毒済の表示がされた器具皿へ置きましょう。
  (3) シェービングクロスを掛ける際、左右に傾かないことやクロスが直接モデルウィッグに触れないこと等に注意しましょう。
  (4) 準備時間中に監督者がシェービングカップにお湯を注いで回りますから注意しましょう。
  (5) 毛取り紙が下に落ちないようにダックカールクリップ等を使用して止めておきましょう。
  (6) 器具・用具等の準備が整いましたら、試験開始の合図があるまで静かに待機しましょう。
  (7) 準備時間中に器具・用具等の審査があります。

 シェービング (15分間)

  (1) 監督者の「始め」という合図がありましたら、作業を始めて下さい。
    まず、襟部、髪際部のラザーリングをして、ネックシェービングから行いましょう。
  (2) 試験中は、「10分経過、残り時間5分」、「残り時間1分」の合図があります。
  (3) 技術中に使用したレザー又は日本剃刀は、「未消毒」と表示された器具皿に置いて下さい。
  (4) 理容椅子を倒す際には、モデルウィッグの頭部が直接理容椅子の枕に接しないように枕当て(タオルで代用)を必ず使用して下さい。
  (5) フェイスシェービング及び顔面処置の技術中は、必ず白いマスクを掛けることになっています。特に口と鼻が覆われるように注意しま
    しょう。
  (6) フェイスシェービングは、1回剃りとし、スチーミングは行いません。また、前額部や後頸髪際のシェービングも行う必要はありませ
    んので注意しましょう。
  (7) 監督者の「止め」の合図がありましたなら、手に持った器具は「未消毒」の器具皿に置きましょう。
  (8) 監督者の指示に従い、理容椅子を起こし、整髪技術の合図があるまで静かに待機して下さい。

 整髪 (5分間)

  (1) 監督者の「始め」の合図で整髪料を塗布し、分髪をし直しましょう。
    整髪料は、必要に応じて2種類以上使用してもかまいませんので、きれいに仕上がるよう工夫しましょう。
  (2) 試験中は「残り時間1分」のみ合図があります。
  (3) 整髪技術は、整髪用ブラシと整髪櫛を使用して行って下さい。
  (4) 監督者の「止め」の合図がありましたなら、手に持った器具は「未消毒」の器具皿に置きましょう。
  (5) シェービングクロスとタオルを外して毛払いを行い、仕上がりの状態にして下さい。
  (6) 監督者の指示に従い、一時退室します。
  (7) 入室の指示がありましたら器具、用具等を片付け、忘れ物がないように退場します。器具・用具の整理は、退場後に行って下さい。



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