| 第2課題カッティング技術 |
1.試験時間 20分間 2.器具・用具の条件 1.カッティングは、シザーズで行う。 ただし、セニング・シザーズの使用は禁止する。 2.作業中、技術の補助目的によるダック・カール・クリップ等の使用は、可とする。 ただし、作業終了後は、取り除くこと。 3.技術の条件 1.仕上がり状態で、グラデーション・ボブ・スタイルとなること。 2.カッティングは、シザーズによるウェット・カッティングとする。 3.バング(前髪)の長さは、眉にかかる長さとする。 4.バングの幅は、左右の目尻までの幅とする。 5.バングの奥行きは、トップより前方で、フェイス・ラインの生え際から奥行き7cm前後の正中線上にポイントを決め、生え際から そのポイントまでとする。 6.両サイドの長さは、下唇と顎の間とし、台座と平行になるようにカットすること。 7.両サイドは、バックに接続するグラデーション・カットとする。 8.ネープの長さは、約4cmとし、グラデーション・カットとする。 9.ネープは、サイドとつながるようにカットすること。 4.受験生の留意事項 1.手指は、清潔にしておくこと。また、爪の長さは、指先より長くならないこと。 2.服装及び履物は、作業に適したものを着用すること。 なお、試験中は、アクセサリー・指輪等は外すこと。 また、踵の固定できないサンダルやスリッパは禁止します。 (ただし、上履きの使用について支部が別に定めた場合は、これに従って下さい。) 3.作業衣及び布片類は、清潔な白色又はこれに近い色で、汚れの目立ちやすいものとし、氏名、店名、学校名その他記号がないもので あること。また、作業衣は、上っ張り型とし、エプロン型のものは禁止します。 4.頭髪は、清潔感のあるスタイルであること。 5.カッティングでは、技術の補助目的にダック・カール・クリップ等を使用する場合は適宜持参すること。 ただし、作業終了後は、取り除くこと。 6.事故の処置が適切に行えるだけの救急薬品(救急絆創膏等)を持参すること 7.器具・用具等は、消毒済のものを容器に入れて持参すること。 8.試験中は、消毒済器具(未使用)と未消毒器具(使用中又は使用済)とに区別すること。 9.持参器具・用具等の貸し借りは禁止します。 10.試験中、受験生間で私語を交わしたり、不正行為が行われた場合は、退場させることがあります。 11.試験中、注意事項を守らない等、秩序を乱す行為があった場合は、退場させることがあります。 |
|
カッティングの準備 (10分間) (1) カッティングのための器具・用具等を準備します。 (2) コーム、シザーズ、ダック・カール・クリップは、必ず消毒済の表示がされた器具皿へ置きましょう。 (3) モデル・ウィッグを止め金に取り付けたら、スプレイヤーで十分に濡らし、オールバックにとかしておきましょう。 (4) 器具・用具等の準備が整いましたら、試験開始の合図があるまで静かに待機しましょう。 (5) 準備時間中にモデル・ウィッグ、器具・用具等の審査がありますので、試験委員の指示に従い審査を受けて下さい。 カッティング (20分間) (1) 監督者の「始め」という合図がありましたら、作業を始めます。 なお、ブロッキングを行うと作業がしやすくなりますので、日頃から早く正確なブロッキングができるように練習しておきましょう。 (2) 試験中は、「10分経過」、「残り時間5分」、「残り時間1分」の合図があります。 (3) 作業が終了しましたら、使用したコーム、シザーズ、ダック・カール・クリップは、未消毒の表示がされた器具皿へ置き、消毒済の タオルでモデル・ウィッグの顔面や首についた毛髪等をきれいに拭き取りましょう。。 (4) 監督者の「止め」の合図がありましたなら、直ちに退室の準備に入ります。監督者の指示に従って速やかに行動して下さい。 退室する際には、貴重品等は身につけて退室しましょう。 (5) 退室後は、次の入室の指示があるまで静かに待機して下さい。 入室の指示がありましたら、監督者の指示に従って速やかに行動して下さい。 入室後は、器具・用具等を片付け、忘れ物のないように退室します。 以上で美容実技試験は、終了です。なお、器具・用具等の整理は、退室後に行って下さい。 |
ブロッキングについて カッティング技術を行うにあたり、ブロッキングを行うと作業がしやすくなります。 当ページでは、ブロッキングを8ブロックに例示し、技術解説はこの例示を基にしています。 下欄展開図を参考に、ブロッキングをして下さい。なお、ブロッキングには、ダック・カール・クリップを使用して下さい。 ブロッキングの解説の中で、各ポイントに記号を決めて解説を簡略化しています。以下のイラストを参考にして下さい。 |
![]() |
![]() |
![]() |
カッティング技術のためのブロッキング例 先ず、モデル・ウィッグを床から垂直に起こします。カットのためのブロッキングをより正確に行うために頭部を大きく3つの ブロックに分け取ります。 最初に、イア・ツー・イヤー・パートでフロント側とバック側とに大きく2つに分けます。 次に、フロントを正中線で左右に分け取ります。このとき、正中線が歪んたりしないよう、正面からも必ず確認しましょう。 以上、3つに分け取りましたらカットのためのブロッキングを行います。 |
|
始めに、バングを分け取ります。 カッティングでは、正中線とイア・ツー・イヤー・パートとの交わるところを トップ(T点)とします。また、トップより前方で、生え際から奥行き7cm前 後の正中線上にポイントを決め、これをA点とします。 次に、左右の目尻から上方に垂直線を想定し、生え際と交わるところをB点と します。 このA点を起点に、左右のB点とを結ぶスライスにより分けて取ってできる三 角形をバングとします。 バングを分け取った残りのフロント部分が左右のサイドのブロックとなります。 |
![]() |
|
続いて、両サイドのブロックを水平のスライス線で上下に2等分にブロッキン グします。 左右それぞれ上を第1ブロック、下を第2ブロックとします。 なお、両サイドとも、イア・ツー・イヤー・パートとサイドを約2等分したス ライス線が交わる点をC点とし、イア・ツー・イヤー・パートが耳上部の生え 際と接する点をD点とします。 |
![]() |
|
次に、バックを3つにブロッキングしていきます。 上から順に第1ブロック、第2ブロック、第3ブロックとし、第1ブロックは 左右のC点を結ぶように水平にスライスして分け取ります。 次に、バックの第2ブロックをブロッキングします 第2ブロックは、左右のD点を結ぶように水平にスライスし、分け取りますが 第1ブロックと同様、スライス線が途中で歪んだりしないように注意しましょ う。 最後にバックの残りの部分をブロッキングし、第3ブロックとします。 以上、ブロッキングは、全部で8ブロックとなりますが、初心者は、ブロック の数が多いほど作業がしやすくなりますので、各自でカットしやすいブロッキ ングをするよう工夫してもかまいません。 |
![]() |